雨彦は嵐の夜、我が家の玄関ドアの前でミャァミャァと泣いていました。ちょうど帰宅したおかーたんが拾い上げ、おとーたんは閉店間際のスーパーに駆け込み、猫用のミルクと哺乳瓶を買って来ました。
翌日主治医の小菅先生に診て貰いましたが、体重は約300g、果たして生き延びられるかも判らないとの事。点滴をお願いして預かってもらいました。。。
そして今は、我が家のリーダーさんです。
雨彦の去勢手術で小菅先生を訪れた時、霧子は病院のロビーで雷門と一緒に飼われていました。聞けば病院の前に捨てられていたとか。一匹だけなら雨彦の友達に良いかもと考えていたのに、帰りの車に霧子と雷門は同乗していました。おかーたんが、ちゃっかり二人とも貰い受けてきたのです。ひとつのケージに姉弟の様に一緒に暮らしていた二人を離れ離れにするのは忍びない事だったんですね。
音々と季々は保護猫活動をしている方から譲り受けました。サビ猫が欲しかったおかーたんがサビを譲って貰うつもりでしたが、預かりさんは一匹増えるのも二匹増えるのも変わらないわヨ、試しに連れてきたわ。。。二人を目にした瞬間、我が家の娘たちとして迎え入れました。
ニケはサマトラケのニケから名付けました。我が家のガレージでロキ兄ちゃんと一緒に発見されました。ベランダの下や庭先で二人はじゃれあいながら外猫生活を満喫していました。しかしジュリエット母さんが次の妊娠をしたときに、無情にも二人をNegrectしたのです。けなげに二人は暮らしていましたが、しょっちゅう家の中を覗いては、中に入れて欲しいなぁと訴え続けました。そして寒さが厳しくなるという12月9日の明け方4時、ベランダに面したドアのそばに置いたゴハン皿に食いついてきたニケは保護され、我が家の末娘となったのでした。 |